トマト娘の日記

はじめまして! ~Nice to meet you~ こんにちはー!! 4月から、宮城県の有機農家の彼の家に引っ越してきた、 トマト娘ことトマトです。 宮城県は、ほぼ初上陸で 右も左も分かりません。 農業の事も全然分かりません。 虫。 大 大 大の苦手です。笑 

村岡農園 定植までのお仕事。有機野菜は、自然に優しい

こんにちは、トマトです。

 

今日は、カラカラのいいお天気!東北の地にも夏到来!?

(まだ、梅雨明けしてませんが。。)

 

村岡農園では夏に向けて、野菜達をある程度定植(畑に植えること)したので、後は、畑での発育状況を見ながら、お世話をする段階になりましたー。

 

なので、先月に比べて、だいぶ落ち着いたと園主(仙人)は言ってます( ´Д`)=3。

 

 

本日は、
先月までの、主な仕事(定植にいたるまで)をお話したいと思いまーす。

 

 

みなさん、野菜は何から出来ているかご存知ですか・・・?

 

 

『はい、もちろん種です。(*´∀`)』

 

 

*我が家の冷蔵庫(野菜室)には、野菜の種がたくさん。

 

野菜に色や形、味が色々あるように、種にも色々な種類があります。

 

たとえば、コレ?

 

 

 これは、夏に美味しいオクラさんの種。薄黄色の可愛い花が咲きます!!

 

 

種だけ見ても、色々あって楽しいです。ほとんどのものは、種から育てますが、中には種から育てにくい物もあるので、そうした野菜たちは、各々違ったやり方で定植していきます。

❒定植とは・・・苗を苗床から移して、田畑に本式に植えること。

定植(テイショク)とは - コトバンク

 

まずは、種編から。

 

小さなポットに、指でズボズボと穴をあけ、その中に種を入れます。

*ひでん豆は、枝豆の品種。すごく美味しい。

 

種を入れたら、また土を被せ、毎日水やりをして発芽を待ちます。

 

この小さな種は、まだまだ外敵から身を守れない、赤ちゃん苗。

なので、この苗がしばらく大きくなるまでは、お家の横にあるビニールハウスで成長を待ちます。天候によって、一日1、2回水やりをし、苗が枯れないように見守ります└(゚∀゚ )┘。

 

また、このビニールハウス熱がこもりやすいので、晴れた日は、すごーく熱くなります。曇りや、少し肌寒い日などは、とても快適。

東北は寒いので、この中に横になれるスペースを作ってもいいですね。

さて、小さな種が発芽して、小さな苗になったら、いよいよ定植?

 

 

では、ありません( ゚ロ゚)!!。

 

 

手狭になった、自分達のお家を大きくして、さらに苗を太く丈夫にしていきます。

そうしないと、外敵が沢山いる有機農家の畑では、生きていくことは出来ません。

 

 

 

そして、いよいよ。

 

バジルちゃんお引越しです。

今までのポットよりも、少し大きいポットに移し替えます。

 

まず、この小さなポットから苗を取り出すます。

土の中で、根付いた根っこが毛細血管のように美しく、行き場をなくしておりました。

 

 

新しいポットに指で穴をあけ、そこに、この苗をお引越しさせていきます。

少し大きくなったお部屋に大満足のバジルちゃんは、新たに毛細血管を増やし、

元気に大きく成長していくことでしょうo(*゚∀゚*)o。

 

 

ポットの種類は、何種類かあり、種の種類や大きさによって、どれを使うか考えならら、お引越しを繰り返します。

 

 

大きくなって、定植の準備が整った、苗さん達。

 

ルバーブの苗。蒸しパンにすると、リンゴのような感触♡

プリッキーヌ。 激辛大好き トマトのお気に入りo(*≧∇≦)ノ

 

畑に持っていき、いよいよ定植です。

 

畑の土に慣れるまで、なかなか根をはろうとしないものもああれば、順応性が高く、

すぐに畑の力をかりて育つもの、そして、悲しいけれど、待ち構えていた害虫にやられてしまうもの。

 

畑の中では、弱肉強食の世界が広がっております。((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

 

続いて、種以外の定植。

 

特に根菜類。さつま芋、ジャガイモ芋、しょうがやネギ、玉ねぎなどなど。

種ではなく、種芋から芽が生えたものを、ポキポキと取って植えたり、

球根や種イモとして、そのまま土の中に植えるなどして成長を待ちます。

なので、収穫時期に収穫し忘れると、来年また生えてくることも。

(何だか、得した気分)

 

 

 

農薬や化学肥料に頼らない、私たちのやり方は、世間的に言わせると、効率が悪く、

採算性がありません。

それでも、私たちが自負して言えることといえば、

 

安全

 

そして

 

自然に優しい

 

ということでしょうか?

 

 

化学肥料や農薬をつかった土壌では、多少苗に元気がなくても栽培することができます。農薬や化学肥料は、育てる野菜をサポートします。

しかし、行き場のなくなった虫たちは、一体どこに行けばよのでしょう?

 

 

私たちの土壌では、畑に定植したら、あとは、苗たちの力を信じるのみ。

 

 

そして、農薬や化学肥料を使わない野菜は、様々な虫にとっても安全でおいしいもの。

だからこそ、無農薬の野菜に虫が付きやすい状態なんですよね。

 

逆にゆうと、スーパーなどで売っている、大きくて形のよい、美味しいそうな野菜には、虫食いの穴一つありません。それって本来は、とてもおかしなことなんですよね。

 

 

美味しそうなものが目の前にあるのに、それを食べれない状況とは、

 

一体どのような状況なのでしょうか?

 

どのような栽培方法なのでしょうか?

 

わたしは、ここにきて有機農法のことを学び始めました。だから慣行農法についての事は、まだよく分かりません。ただ、漠然と消費者目線で、味が良く、美味しいそうなものを、効率よく作ることなのかなぁと感じています。

 

だから、ちょっと、、

その消費者によりすぎなのでは。

 

消費する人間が、そんなにも特別な存在なのかなぁーと思うのです。

 

 

わたしも、実際数年前までは、安価で美味しそうなものを、スーパーでよく購入していました。

 

ただ、こうゆう世界を知ったことで、ここに言葉として記録しているだけで、それがいいとか、反対と言うつもりはありません。決めるのは、消費者一人一人の判断ですし、今までの経験に基ずくことだと思います。

 

実際に農薬をつかったものでも、人的にあまり害のないもの、あと、甘みがあってとても美味しいものなど沢山あります。だから、どしらがいいとか悪いではないです。

 

 

わたしが今現在、思うのは、疑問だけ。

人間は、とくに日本人は。

豊かになりすぎたし、何か大切な事を忘れていっているのではないか。。。と。

 

全世界で、人間が楽に生きるために、沢山のその他の生物の生命が、危機に晒されたり、消滅しようとしている。

現在においては、一部の人間も含まれます。

 

こうして、野菜と身近にいると、たかが、野菜作りだと思っていましたが、

色々と奥深さを感じます。野菜を育てること、どのように育て、どのようし販売し、

どのような方に食べてもらいたいか。色々考えたりしてしまします。

 

それは、自分が、どう生きて、どのように過ごして、どのような人たちと関わりたいのかってことにも繋がってくるのかなぁと。

 

自分の人生においても、

他人に左右されず、自分の意志で決め行動し、自分が感じた直観を信じて、

この先もいろいろなことに挑戦していきたいですね。

 

なんか、話が大きくなってしまいました。

 

 

今日は、私の休日。

最近はまって見だした、ゲーム・オブ・スローンズでも見て、過ごしたいと思います。

warnerbros.co.jp

*結構、残酷。。。((((;゜Д゜)))

 

あと、昨日売れ残ったバジルちゃん達で、バジルソースも作りたいなぁー。

 

 

みなさんも、夏バテに気をつけて、元気にお過ごしください。

 

トマトでした🍅。