雨降って、イノシシ来たる。 農家の苦労と現実
こんにちは。トマトです!
梅雨入りし、気温がだいぶ下がりましたねー。
関東に住んでいたころは、梅雨に入ると蒸し暑くて、ジメジメで、寝苦しい日々が続いていましたが、こちら東北では、冬に逆戻りしたかのように冷えます。
寒いです。( ・ั﹏・ั)
昨日の夜なんて、ストーブを焚いてました。
とは言え、農作物にとっては恵の雨。
待ってましたかのように、雨水を吸い込み、元気が良さそうです。
そして、
どうやらイノシシも喜んでいるようなのです。Σ(゚Д゚)
というのも、雨が降ると、イノシシの大好物のミミズがたくさん出てくるらしく、
雨が降った柔らかい土の上を、喜んで踏み荒らすらしいのです。
朝方、畑に行っていた彼が帰ってくるなり、「イノシシが出たぞー!!」と
叫んでいました。
一瞬、自分達の畑が荒らされたのかと思いましたが、今回は、畑に行く途中の道だったようです。ただ、こうなってくると時間の問題。
去年、イノシシさんに、散々やられた村岡農園は、壊滅状態でした。
そして、数年前から作り始めたイノシシ除けの竹柵で、イノシシの対策の強化を始めたのです。(彼自慢の竹柵についてはコチラ↓。)
その甲斐あってか、今年はまだ一度もイノシシに畑の中に入られてませーん。
でも、竹柵強化はしておいた方が良さそうですね。
*自慢の竹柵
とにかく、
作物を育てることは、
いろいろな物から身を守り、共存していくことが大切と、私たちは考えます。小さな種から、収穫に実を結ぶまでには、様々な工夫、努力、信念、そして愛情が必要なんです。
特に、私たちの農業は、農薬に頼らない、化学肥料に頼らないです。
除草剤を撒けは、草は枯れ、虫もよってこなくなるでしょう。でも、それでは私たち人間の行為によって、死にゆく命があるということで、共存とはほど遠いと感じます。
しかも、そのような除草剤が今や簡単に安く手に入る時代。。
だからこそ、有機農家は、真剣に育てているのです(๑•̀ㅂ•́)و✧
そんな私は、まだまだひよっ子🐤理解が浅いです。そしてあんまり虫も好きではないですが、少しずつ理解を深めて、命あるものたちとの共存を目指したいですね。
(と言いつつ、突然現れる、蛾の襲撃に「ぎゃー」と怯えたり、葉っぱに付いているナガメという虫をみて、「気持ちわる。」と呟いたりしています。)
とにかく、
今日は、これから草刈です。
『一番気を付けなければならないのが、雑草と一緒に、農作物を抜かないこと。』と
彼は言います。でも、いつも先に抜いてしまいます。
(この前、絹さやえんどうの茎を誤って刈ってしまい、「ごめんね」と言ってました。)
私も気を付けなくちゃ。
みなさん、寒いので風邪を引かないでくださいね!
トマト でした!