トマト娘の日記

はじめまして! ~Nice to meet you~ こんにちはー!! 4月から、宮城県の有機農家の彼の家に引っ越してきた、 トマト娘ことトマトです。 宮城県は、ほぼ初上陸で 右も左も分かりません。 農業の事も全然分かりません。 虫。 大 大 大の苦手です。笑 

イノシシ激減!? 竹割り仙人の竹柵。

こんにちはー、トマトです。

 

今日も暑いですねぇー。

そう言えば、もう7月。上半期が終了。

 

これから夏~秋~冬とやってくる事を考えれば、下半期の方が長く感じますね。

東北の上半期は、寒いだけ。。。。(._.)

 

 

さて、今日は、我が家の竹柵をご紹介しまーす!!

*こちら、メインエントランス

 

仙人が、初めてこの地で畑を耕し始めたのは、かれこれ4年前

 

初めの頃は、畑として作物は育てられたものの、土の状態把握や、水はけの良い土壌作り、その土地に適した野菜の研究など、苦労したり失敗することも多かったそうです。

 

しかし、月日が経つにしてれ、問題となっていったのが、

イノシシによる被害。(。>д<)

 

とくに、昨年度の被害は、村全体としても多く、そこら中にイノシシの荒らした

足跡が・・・。

 

そんな我が村岡農園も、イノシシに何度も侵入され、壊滅状態・・・

さつま芋全滅でした。(焼き芋にして食べたかったのにぃ~(。´Д⊂))

 

 

以前は、畑の前に、お家を借りていた仙人さん。

昨年の秋に引っ越しをして、畑と住居が離れたことも影響しているのかぁ・・・?

*畑の周り、ほとんど人が住んでいません。岩山の中腹にあって、夜は真っ暗。

 過疎化が深刻に進んでいます。家はあるけど、人が住んでいない。ほんと、いい所なのにぃ~

 

 

ここで、

イノシシについての豆知識

 

 通常,イノシシは,メスを中心とした群れを作る母系社会である。

群れ,1 頭ないし数頭のメスとその子どもで構成される。オスは,生後 1年ほどは群れで生活するが,性成熟期を迎えると単独で行動する。

 イノシシは,基本的に年 1 産で春から初夏にかけて平均 4~5 頭の子どもを出産する。妊娠期間は約 4 か月。初期死亡率は高いとされているが,初産が早く,かつ多産であるため,繁殖力が高く急速に増加する特徴がある。

 食性は雑食性であり,ヤマイモ,クズ,タケノコ,ドングリ,昆虫,

ミミズなどを食べる。

 成獣は 1m以上の跳躍力を持ち,鼻で 50~60 ㎏の重さを簡単に持ち上
げることができ,幼獣は 15 ㎝の格子を通り抜け,成獣は 20 ㎝程度の高
さの隙間を潜り抜けることもできる。

 

参考:宮城県イノシシ管理計画PDF

 

 

 

そんなこんなで、

畑の仕事もさることながら、イノシシ強化に力を注ぐ、仙人さん。

 

一般的に、一番効果があると言われているのは、

 

電柵!!(。・´д`・。) ビリビリ-

 

柵を跳び越えようとすると、鼻に電柵があたり、ビリっとするようです。

けれども、費用がかかります。

*あと、イノシシはとても頭がよく、学習能力があるようなので、最近では後ろ足を使って畑の中に入るつわものもいるそうです。

 

他にも、畑の回りにアルミやビニール製のネットなどを貼り付け、全体を覆っている農家さんもいます。

これは、費用が抑えられますが、イノシシにタックルされたら、ひとたまりもないとのご意見も。

 

どの農家さんもお金をかけている割に、効果が約束できないとゆうのが現状で、

なかなかいい対策が見つからず、頭をかかえている問題です。

 

小さな種の時から、ずっと愛情をもって育てられていた野菜さん達が、いざ収穫目前にして、荒らされたり、食べられ収穫できなくなってしまう。 。。。

収穫できなかった農家さんの収入はゼロどころか、マイナスです。(・д・oノ)ノ

 

今なら、台風の日に危険を冒してまで、畑の様子を見に行こうとする農家さんの気持ちが分かります。

 

だって、

私たちにとって農作物は、

 

かわいい赤ちゃんたちのようなもの。( *´・ω)/(;д; )

 

人も動物も、お互い共存して生きていきたいですけど、

なかなか難しい動物がいるのも事実です。

 

 

県や村も対策を練っていて、イノシシが出没しそうな場所には、くくり罠や箱罠をしかけていたりもします。ただ、すごーくわざとらしく置いてあるので、そんなものにかかるイノシシは多くはありません。あっ、でも引っかかることもあります。

 

 

とゆうことで、我が家の仙人さんはお金をかけずに、丈夫なイノシシ用の柵を考案した第一人者(自称)

。( ゚∀゚)人(゚∀゚ )

 

何よりも、

費用がタダ。(けれども、とてつもない労力を消耗)

 

そして

自然に優しい。

*畑の裏が竹林になっていて、オーナーさんが使っても良いと言っていただいてます!

 

私が来た4月の時点で、すでにほぼ完成していた柵。

実際どのように作っていたのか記録がないのですが、時々メンテナンスと強化のために竹を切っているので、その様子をレポート。

 

 

まずは、基本の竹割り

竹の切り口にカマをかませて、木の棒で綺麗に竹が割れるよう左右に叩いていきます。

♪カンカンカーン

 

ある程度、割れ目が入ってきたら、慎重にバランスよく竹をさいていきます。

(さけるチーズみたい。)

あんまり、力を入れすぎると変な風に割れてしまします。実証済み

後は、イノシシの入ってきそうな場所に、さっきの竹を横に固定しながら、ドライバーで固定していきます。畑の内側と外側、両方すると、強度が増すとのこと。

その後、枯れた竹の枝を、隙間にズボズボと刺していき、隙間を埋めまーす。

こんな感じ。

縦に刺した枯れた竹の枝は、家の裏庭(我が家の裏にはにも、竹藪有)で集めました。

調子に乗って、巨大竹ほうきで、落ち葉集め。無駄な体力を消耗します。

 

 

ココも、

ココも、ココも~。

ココも~!!!

やっていることは、地道な作業なのですが、畑の周囲を全てこの方法でやったと思うと、

 

なんと不効率で時間のかかることを・・・・。

 

なんて、思ってしまうトマトなんですが、本人はすごく楽しんでやっています。

とゆうか、目を輝かせながら自慢してきます。

*確かに、竹割るの、すごい早さなんですけど。。。

 

 

その甲斐があるのか・・・、

今年はまだイノシシに入られていません( ゚Д゚)ゞ

 

ただ、一度でも入られてしまうと、畑は大変な被害に遭うので、

調子にのらず、引き続き暑さに負けず、竹柵強化をしてもらいたいと思います。

(ねっ、仙人さん!)

 

皆さまも、イノシシが出現した時には、竹柵のご検討を!そんなわけないかぁー

 

 

本日は、暑さが増して

完熟トマトになってます。🍅